いつの間にかこんなに集まった松脂たちを並べてみました。
非常に繊細なことですが、松脂の種類によって音色が違うのはもちろんのこと、個々のプレイヤーによって弾きやすさなどの感じ方も千差万別です。
また楽器や弓との相性も深く関わってくるでしょう。
人によっては、何種類かの松脂をブレンドしたり、その時の湿度や室温によって使い分けます。
弦楽器は、楽器に張っている弦を、馬の尻尾の毛を張っている弓でこすって音を鳴らします🎻🐴
馬の尻尾の毛には松脂を塗ります。
松脂を塗らないと、毛が弦にうまく引っかからず、弦が振動しません。
[上段左から]
# Leather Wood Bespoke Rosin / レザー ウッド ベスポーク Crisp . Supple
# Bogaro & Clemente / ボガーロ&クレメンテ Uomo di Vitruvio
一箱の中にライトとダークの2種類。
# Bogaro & Clemente / ボガーロ&クレメンテ Roma
# Bogaro & Clemente / ボガーロ&クレメンテ Mittenwald
ドイツのヴァイオリン製作の町‘ミッテンヴァルト’へ行った生徒さんからのお土産。
# Bogaro & Clemente / ボガーロ&クレメンテ Giorgio Grisales
イタリアのヴァイオリン製作の町‘クレモナ’で製作家グリザレスご本人からいただいたもの。
# Bogaro & Clemente / ボガーロ&クレメンテ Stradivari
クレモナで手に入れたもの。
[下段左から]
# P.Guillaume / ギヨーム 木箱
# P.Guillaume / ギヨーム アルミ缶
# Liebenzeller / リーベンツェラー Gold Ⅰ
# Archet / アルシェ 201Solo
# Bernardel / ベルナルデル
# Melos / メロス Baroque
ボガーロ&クレメンテの中身は、‘黒猫’として有名なミランのものだとか。数種類あるけれど、一つずつ違いがあります。
それぞれの使い心地は、前述したように人により感じ方が違うので、あえて書きません。
今の現代社会を象徴しているように、松脂の種類、弦の種類の多さは、昔の比ではありません。
ひとりのプレイヤーが一生かけても(不可能とはいいませんが)すべての松脂、弦の種類を試せるわけでもなく、選択肢が多過ぎるのも悩みの種です。
あまり神経質になりすぎるのも考えものですね。
でも、新しいのが出るとついつい...
toi toi toi violin school